覚醒剤は人類にとって極めて危険なものである
ことを再認識しよう。
何故かというと、
覚醒剤は使用者の脳みその思考プログラムを変えてしまうからだ。
覚醒剤を一度でもやってしまった人間は
脳みそのプログラムそのものを書き換えられてしまう。
どのように?
『覚醒剤無しでは生きて行けなくなるように』だ。
ブツの効力だけが自分を常人に近づけてくれる。
ブツが無いと自分が廃人になってしまう
という夥しい脅迫観念にとらわれるようになる。
従ってそのままの自然放置状態で自己治癒するわけがないのだ。
実際、覚醒剤犯人らはブツの売人らを自分の味方だと思っている。
自分にとってかけがえのない存在と勘違いしている。
だから警察にも庇って黙秘する。
裁判でもシラを切る。
さて
この危険な状態を放置しておくと
何が起きるか?
覚醒剤を所持している人間が
この世を支配することになるだろう。
ここではもはや資本主義も共産主義も
軍事力も関係ないのだ。